異文化とは?

一般的には「異文化=外国文化」というイメージが強いものですが、異文化感受性開発における「異文化」は、もっと広義な意味を持っています。異文化とは「自分と異なる他者」です。同じ日本人同士でも、出身県が違ったり、受けた教育分野が違ったり、性別や年齢が違ったりすることで、「自分と異なる他者」となります。


異文化感受性とは?

「異文化=自分と異なる他者」をどれだけ認知し、理解し、受け入れるのか。そして、その異文化とどのような関わり合いを持つのか…。異文化感受性とは、自分と異なる他者を認知、理解、受容し、効果的そして生産的に関わる力のことです。人や社会の「多様性」に対する許容力、そして共生・協働する力とも言えます。


異文化感受性発達理論とは?

異文化感受性は、それを持っているか、持っていないか、という種類の特性ではなく、私たちが生涯を通して育てていく力です。異文化感受性の発達はどのような段階を経て進むのか、そのプロセスをわかりやすく説明したのが「異文化感受性発達理論」です。